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【地域貢献】よつば防災フォーラム2024(産学官民が連携した防災イベント)

予防団員
予防団員
防災キャンプの次の日に開催した“よつば防災フォーラム2024”ついてご紹介します

舞台は守口市にあるよつば未来公園💡

防災公園として2023年に開園されました!!

公園の中心には守口市マスコットキャラクターの「もり吉」が、地面から顔をひょっこり出しています。

園内ガイド | よつば未来公園 | 守口市大久保町

大きな遊具もあるので、休日はこどもたちで埋め尽くされています。

守口市】よつば未来公園で初マルシェを11月16日開催! ハンドメイド作品の販売、ワークショップなど(ゆっか) - エキスパート - Yahoo!ニュース

今回のイベントも、産学官民が連携した防災イベントとなっております☝️

産学官民とは・・・

地域活性化には欠かせない存在である民間企業学校関係行政機関市民団体の4機関が連携することを指しています。

本イベントの主催者は、防災キャンプと同じく、

守口市にある市民団体「よつば地域コミュニティ協議会」様と防災公園であるよつば未来公園の指定管理者である「つながる力よつば未来ぐるグループ」様です。

イベントスタッフは、一般社団法人まちづくり支援機関プロジェクトリーダー鮫島さんの協力の元、たくさんの方に集まっていただきました。いつも予防団のイベントにご協力いただきありがとうございます🙇‍♂️

今回のイベントは地域の防災力向上が目的ということで、管轄している守口消防署の皆様がミニ消防車や煙テントなど、イベントを盛り上げるために数々の企画を考えてくださいました!!

住宅用火災警報器の広報活動も実施!🚨

   

本イベントの会場案内図(フロアマップ)です。

フロアマップに消火器マークが記載されている箇所を周り、防災を体験してもらうスタンプラリーも“守口消防署×ぼうさい探検隊”のコラボで実施✨(100人限定で実施)

協力:アイエージェンシー株式会社、(一社)大阪損害保険代理業協会

本イベントの開催に先立ちまして、守口市長(瀬野 憲一様)に開催のご挨拶をいただきました。

能登半島地震を受け、災害、特に地震の発生は正確な予測が困難であり、平時から計画的に防災対策を進めることが肝心です。守口市では、今回の地震を決して人ごとと捉えず、危機管理意識を高めるとともに、防災機能を持つ公共施設の整備も計画的に進めるなど、市民の生命と財産を守るための対策に、万全を期してまいります。(守口市市政運営方針から抜粋)

よつば地域コミュニティ協議会 理事長 ⻆江さんにもご挨拶いただきました✨

よつば地域コミュニティ協議会では、防災に関する事業だけでなく、秋祭りやボウリング大会、フリーマーケットなど地域活性化のためにさまざまな事業にチャレンジしています。守口市が掲げている「安全安心のまちづくり」、「魅了あふれるまちづくり」を目指して進めています。

今回の防災イベントは、「自助・共助の意識を高めて、自分たちの身は自分たちで守る」がモットーです。よつば未来公園は防災公園であり、「かまどベンチ」が設置されています。「せっかくなので「かまどベンチ」を使って炊き出し訓練もしよう!」との⻆江会長の合図のもと、炊き出し訓練も計画し実施しました🍚

メニューは豚汁です🤤(約300食作りました✨)

炊き出しについては、前日の仕込み(食材カット)から配膳まで、守口市日本赤十字奉仕団の大久保地区と東地区の皆様と、よつば地域コミュニティ協議会の皆様により実施いただきました!

  

  

気温も低く、寒い中での豚汁はサイコーでした🤤

 

次は各防災ブースの紹介です!!

救命ブース

今回は「救命ブース」として、AEDの使い方や心臓マッサージの実施方法を学べる場所を設けていただきました🚑

担当いただいたのは、「(一社)いのちをつなぐGOODLUCK」外山様、「消防救命 桜子」様、浅井様、佐々木様、予防団メンバーの美濃さん(かずぺん)です。みなさん、応急手当普及指導員の資格を持っておられたり、救急救命士の資格を持っておられたりなど、来られる市民の方一人一人に寄り添って、命の大切さを伝えておられました✨素晴らしい活動ありがとうございました!

 

気象工学研究所からのお知らせ

株式会社気象工学研究所の船見様より、気象と防災の関連性についてご講義いただきました。近年は線状降水帯による豪雨災害の被害も増えており、温暖化現象に伴う新たな災害として危機意識を高める必要があると感じました。気象工学研究所様とは、防災に関する事業について今後も連携を図り、防災×気象についての発信を続けていきます。

株式会社気象工学研究所 船見様による「気象と防災の関係性について」

防災に役立つ三菱のPHEV

西日本三菱自動車販売株式会社 様よりアウトランダーの展示を実施していただきました。

大規模災害時に実力を発揮するPHEV(プラグインハイブリッド)、停電しても災害情報が手に入ったり、家に電気を給電することもできます。車中泊することになっても快適に過ごすことができる、まさに「防災自動車」でした🚗

住宅用消火器の展示及び放射体験

住宅用消火器メーカーの「初田製作所」様に出展いただき、住宅用消火器の展示と市民向けに放射体験をしていただきました!🧯

住宅用消火器とは、「家用の小さい消火器」のこと!消火器と言えば「赤」ですが、最近はキティちゃん柄であったり、黒色や茶色などのおしゃれなものも販売されております。

火災が拡大する原因の一つに「初期消火の失敗」があります。小さな火災であっても、初期消火を失敗してしまい、消火するための水を探している間に、消すことができないほど拡大してしまうことも多く発生しています💦

家に1本、いざの時においておくこと、そして定期的に使い方を復習しておくことで、火災が拡大することを抑えてくれます。

 

 

ポータブルバッテリーの展示

能登支援団体能登ネスト管理様、株式会社Jackery Japan様により、能登半島地震での避難所に明るさをもたらした「ポータブルバッテリー」を展示していただきました💡能登半島地震の災害ボランティアが宿泊することができるベースキャンプ場でも大活躍しているとのことです💪

イベントに来てくださった能登支援団体能登ネスト管理の東さんは日本航空学園・輪島ベースキャンプの管理人であり、被災地のお話をたくさん聞かせていただくことができました。

鮫島さん(左)と東さん(右)

防災ゲーム「防災ライジング」の展示

このイベントのために、防災クリエイトJAPANの黒越さん(ゆうちゃん)が石川県から駆けつけてくれました!ゆうちゃんは現役の消防士であり、防災が好きすぎて、自分で防災ゲームを開発してしまうほど・・・そのゲームが「防災ライジング」です🎮

防災ライジングは、あらゆる状況・環境設定が可能であり、屋内・道中・避難所で起こりうる様々な課題をリアルに想像することで自分ならどう行動し、対応するかを具体的に考えることができるゲームであり、子どもと大人が一緒になって楽しめるように作られています!お問い合わせは防災クリエイトJAPANまで!
 

薪割り・焚き火コーナー

石川県から北陸人財開発サポート 國宗様に、人が生きていく上で大切な「火」を体験していただくブース(薪割り・焚き火)を設けていただきました。火の温もりは心も体も暖めます。火災リスクもあるが、使い方を誤らなければ火は人間の味方です。子どもたちに優しく、火の取り扱いについて伝えていただきました。

また、今回のイベントで能登半島の現状をお話しいただきました。明日は我が身と思い、「災害予防することの大切さ」を改めて痛感しました。

  

ロープレスキュー体験(RITTO)

本イベントで一番人気だった「ロープレスキュー体験」✨

RITTO”は、大阪府内の消防職員約60名で活動している有志団体であり、人命救助の技術向上のために、日々切磋琢磨されております。特にロープレスキューに関しては、国際大会に2年連続で出場し、そこで得た経験を大阪府内の消防職員に広めることに注力しているロープレスキュー団体です✨

さらに、体験だけでなくRITTOのメンバーによる救出訓練も実施し、市民の方々にレスキュー隊の活動を見ていただく機会とさせていただきました。

  

要救助者の搬送には、株式会社SHOTEC様の立看板型の人員搬送資機材をお借りして救出完了!

 

 

 

 

最後は、今回のイベントの共同主催者である「よつば未来公園指定管理者」の支配人とパークコーディネーターと一緒に記念撮影🤳これからも地域コミュニティ強化のために協力させていただきます!!

 

守口市備蓄資機材の展示

避難所にどれだけの資機材や支援物資が保管されているか、知っていますか?意外と知らない方が多いのではないでしょうか。今回はよつば未来公園の指定管理者である「つながる力よつば未来ぐるグループ」の皆様が市民に知っていただこうということで守口市危機管理室と協力して準備してくださいました。行政が準備している支援物資や資機材では、市民全てに対応できません。まずはどのような準備がされているかを知ることが必要です。そして一番大切なことは、「自分で準備すること(自助の精神)」です。

  

お礼の言葉

このイベントにご協力いただいた各企業様、そして関係者の皆様、本当にありがとうございました。地域防災力の向上を目指すためには、地域の活性化も一緒に考えていかなければいけません。防災を通じて、地域の経済を動かしていくことも今後求められます。初回ということでご不便かけた点も多くあると思いますが、次回以降、ブラッシュアップして「安全安心のまちづくり」、「魅了あふれるまちづくり」を目指して進めています。

未来のこどもたちのために、みんなでより良い地域コミュニティを築いていきましょう!!

 

予防団の活動に興味がある方はこちらの記事も併せてご覧ください

避難所体験型の防災キャンプ(楽し見ながら防災に触れてもらうイベント)

 

 

 

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